誰もが知る、とある南の島へ
英語が話せるから見える世界を共有したい想いから の続きです!
まだ一つに絞らなきゃいけないという呪縛から抜けられなかったころ、オンライン英会話スクールで起業しようとしたことをキッカケに教育、政治、メディア、マネー、この世の中の何かがおかしい!なんなの!?の混乱期に入った私が次に目指した場所。そこは…
バリのグリーンスクール
2017年4月、思い切ってニートになってバリのグリーンスクールへと旅立ちました。
※ちなみにこれはスウェーデンです笑
そこで受けた衝撃といったら、、、
グリーンスクールの周辺施設には、クルクルファームという農場、スチューデントビレッジという学生寮の村、グリーンビレッジという宿泊施設、グリーンキャンプという体験施設、そして竹細工をするバンブーファクトリーがあり、この全ての施設が相互に助け合って成り立っていたのです。
私が特に目をつけたのはグリーンスクールとクルクルファームの関係性。
二十歳のころ、一人暮らしを始めてからは調味料や食品の原材料をチェック、食材は産地をチェックするほど、もともと食に絶大な興味を寄せていた私は、クルクルファームで作った安全なオーガニック食材でグリーンスクールの生徒たちの給食を作っていて、まかないきれない食材もほバリ島内で調達しているという事実に驚愕しました。
しかもそのクルクルファームの畑の手法を見たときに、今まで想像していた農業のイメージが遥か宇宙の果てへとぶっ飛びました。
同じ畝で2つ以上の作物を育てたり、魚を育てながら農作物を育てている。
そしてさらに驚きだったのが生徒たちがクルクルファームで商品開発などをしているとのこと!
そしてそしてそして!宿泊施設!
え、学校の隣に宿泊施設!?やりたいこと全部ここにあるじゃん!なんだこの場所は!なんだこのシステムは!なんだこれは!!
しかもグリーンスクールで教えていることは普通の学校で教えられることではなく、体育の時間に石運びだったり、学校の周辺にある課題を授業で解決していくことだったり、自分がやりたいプロジェクトをどうマネタイズできるかだったり。なんと学校内には生徒用の銀行まであったのです。
パーマカルチャー
そこでヒットしたキーワードが「パーマカルチャー」。パーマカルチャーとは、簡単に説明すると何世代も先を考えて暮らしのデザインをすること。人によって捉えからはそれぞれで、学べば学ぶほど意味が深くなっていくのでとても面白いです。
英語も教育も社会システムも何もかもこれでいけるんじゃない!?となり、帰国直後に沖縄でパーマカルチャーデザインコースという、パーマカルチャーデザイナーを育成する講座が開催されることを知っていたので即申し込み。
そこから私の今の田舎暮らし、自然に優しい暮らしが始まったのです。