沖縄でそこら中に生えてる○○。実は栄養価の高い野草だった!
沖縄には、「雑草」がいっぱいあります。
でもじつは「雑草」と思っていたものが、食べれるものだとしたら…そしてそれがとてつもく栄養価が高いものだとしたら…
摘まずにはいられないですよね!
今日はその「雑草」の一つである、沖縄に住んでいれば絶対に見たことのある「あれ」を紹介します!
まず、「雑草」という呼び方ですが、私は好きじゃないので「野草」と書かせて下さい!笑
沖縄にある野草は5、6種類以外全部食べれると言われているほど、とても野草環境が豊かですが、その中でも今日は「さしぐさ」と言われる、誰でも見たことのある野草について少し書きたいと思います!
さしぐさは、和名ではセンダングサといいます。「くっつき虫」でしっている人も多いと思いますが、よく、ミツバチがとまっている、黄色と白の花が咲く植物です!
さしぐさは、秋と春に花を満開にして、夏は暑すぎるので花は咲かず、少しお休みします。
さしぐさのいいところは、やはり、新芽。新芽は柔らかいし、栄養も比較的たくさん入っているそうです(先人の知識)。さしぐさの詳しい栄養成分などは分かりませんが、(←勉強しろよw)とりあえずネットで見つけたさしぐさの成分はこんな感じです。
サシグサ100グラムの中に、骨や歯の構成成分で体の生理機能を調整するカルシウムが1800ミリグラム含まれており、これは基準値210ミリグラムの9倍近い。食物繊維も基準値の7倍弱、鉄分とビタミンAは6倍、ビタミンEも2倍以上含まれている。
骨や血管を育てるケイ素や抗酸化作用のあるタンニンの含有量も多い。一方で糖質や脂質、炭水化物も多く含んでいる。(↓こちらのサイトから引用)
さしぐさの凄いところは、その生命力です。どこでも生えます。コンクリートの隙間にでも、根っこを生やして、どんどん成長します。そして、多年草なので、切っても切っても、根っこごと引っこ抜いて根っこを乾燥させない限り、新芽を出します。そして、茎から根っこを出してあらよあらよと広がります。
凄くないですか?この生命力の凄さが、逆に放置するとさしぐさだらけになるので「雑草」と言われるようになったのかもしれませんね。ちなみに私が今住んでいるお家の後ろは空き地で、サシグサの森になってます。笑
そしてそのさしぐさですが、調理すると、とてつもなく美味しいのです。本当に美味しいです。そして美味しいのに体にいいからすごくおススメです。
調理方法を紹介しますね!
1、天ぷら
ぶっちぎりで一番おいしいのが天ぷら。小麦粉をだし汁で液状にして、塩を加えてさしぐさをそれに入れて、油で揚げるだけで本当に美味しい天ぷらに大変身します。
2、さしぐさご飯
お米を炊くときに、刻んださしぐさを入れ、塩を少しいれてあとは炊くだけ!いい風味のご飯が出来ます。
3、みそ汁
味噌を解き、みそ汁が出来上がってからさしぐさを浮かばせます。
4、ハーブの代わりに
ハーブみたいな感覚で、細かく刻めばどんな料理に入れても美味しいです!例えばハンバーグを作る時に一緒に入れてみたり。豆腐チャンプルーを作る時に一緒に入れてみたり。
5、さしぐさティー
軽くお湯を沸かし、摘んできたさしぐさをさっと湯通しし、殺菌します。その殺菌したさしぐさを、沸騰したお湯に入れて1分程、一緒に沸騰させれば簡単にできちゃいます!あまり癖がないので、とても飲みやすいです。
6、島豆腐の白和え
必要なのは島豆腐とシーチキン。個人的には、シーチキンがなくても美味しいです。いつもの白和えにサシグサを細かく刻んで混ぜるだけです!
まずはぜひ、この6つから試してみてください!そのうち、絶対に「あ!この料理に入れたらいいかも!」というひらめきが舞い降りてきます!
食べてみると、「あ、体にいいかも~」って、感覚的にきっと分かるはずです(^^)