That Sugar Film 〜あまくない砂糖の話〜
いつか来ると分かっていた。でも、来て欲しくなかった。でも、来るものだと分かっていた。
【自分の砂糖中毒を受け入れる時】
見てしまったんです。見るしかなかったんです。
That Sugar Film。あまくない砂糖の話。
色んな知識が詰まっていて、すごく分かりやすくて説得性のある映画でした!
映画を見てあと、私の中での最大の発見は、【砂糖やお菓子がやめられないのは意志が弱いのもあるかもしれないけど、脳みそと人間の本能のせい】ということです。
私の経験も踏まえて、少し詳しく書きます!
まずはじめに、私はおそらく完全に砂糖中毒。毎日砂糖を摂取しています。それも、糖類の中でも一番意地悪なショ糖と果糖。
糖類は大きく4つに分かれます。
炭水化物に含まれるデンプンが分解されて出来るブドウ糖。
乳製品に入っている乳糖。
果物などに入っている果糖。
そして、ブドウ糖と果糖が半分ずつ入ったショ糖。
そして新しい砂糖とも言われる、誰でも一度は聞いたことがある、果糖ブドウ糖液糖。別名、異性化糖。ショ糖がブドウ糖と果糖50%ずつであるのに対して、異性化糖は、果糖の割合が55%の場合がほとんどだそうです。また、液体であり、原料は、トウモロコシ!ほぼ100%の確率で遺伝子組み換えのトウモロコシです。
そして、この異性化糖は、飲料水からアイスクリーム、まで、ありとあらゆるものに入っています。
適量だと、まあ、100歩譲って別にいいと思いますが、糖分が脳みそに与える影響を踏まえると、「摂りすぎ」になる場合がほとんどです。
それが問題なんです。何が問題かって?
私は、まず、朝起きたら甘ったるいミルクティーを飲んでしまいます。脳みそを起こすためにと思って飲んでるところがアウト。飲みながら「よし!これで脳みそ起きる!」って思いながら飲んでるから、アウト。笑
一気に脳内テンションが上がるんです。一気に!そしてお昼前には撃沈。だからそこあたりで、また甘いものを食べたくなるんです。笑
もう分かりました?この悪循環。毎日こんなんです。
なぜその悪循環が起こるかというと、脳みそには幸せのラインがあって、正常に食べているとだいたい緩やかに幸せラインに達し、緩やかにまた落ちていくので「幸せ」が持続しますが、糖類を摂取するとどうなるか。
脳みその幸せラインを短時間で一気に飛び越えます。一気にめちゃくちゃ幸せになるのです。でも、それは長続きしません。急降下します。
すると、脳みそは幸せになりたいので、「糖類を摂取せよ!」の命令を出して、それを摂取しないと幸せじゃなくなり、イライラするのです。
また、糖類を摂取した時に脳内で反応する分野と、なんと、愛情を感じた時に脳内で反応する分野が同じなんです!なので、愛情が欲しかったり、イライラしたり、そうすると、LOVE欲しさに
糖類を摂取するのです!
精神的に砂糖がないと満たされなくなります。では体の中では何が起こっているのでしょうか?
果糖ブドウ糖液糖はもちろん、ショ糖や果糖などの糖類は、ブドウ糖よりも脂肪になりやすく、また、体内で消費できなかった分は、肝臓に蓄えられ、肝臓が脂肪でコーティングされてしまいます。さらには、脂肪のまま血液に流れるらしく、血液がドロドロになるそうです。
え?それって悪いの?悪いかどうかは自分で決めていいと思います。
私は、いい、悪いとかはさておき、「砂糖を摂取しないといけない」という悪循環のループから抜け出したいのです。
朝起きたら甘いの食べないと1日が始まらないというような生活は嫌だし、イライラしている時間も嫌です。この映画で、自分の「イライラ」の原因が少し分かった気がしたんです。体にも悪影響があるということは自分の体型が物語っています。だから、やめると決めました。
このドキュメンタリーを製作した本人は、糖類を摂取しない生活から、一日40gの糖類を2ヶ月間、摂取すると実験をします。
そして彼は最後に言いました。
「僕の体は、砂糖を欲している。でも僕はこの状態よりもお、以前の、砂糖をあまり摂取しないライフスタイルの方が好きだし、その方が調子がいいから、そのライフスタイルに戻る。」
最初の2週間、特に3、4日が一番調子が悪く、キツかったそうです。
私は今日は、2日目。
今日は本当にキツかったです。私の脳みそが、砂糖を欲しているのが分かります。
でも、仕組みと原因が分かるので、「違うよ〜!君が欲しいのは砂糖じゃなくて、これを乗り越えた先の絶好調な状態だよ〜!」って、自分ではなく、脳みそに言い聞かすことによって、なんとか、今日も乗り切りました。
明日は3日目。もうそろそろ、山場は越えるはず!
明日も脳みそ君に言い聞かせよう、「君が欲しているのは絶好調な状態だよ〜!」って。そして、糖類を摂取することと愛を感じることが脳みその中では同じことだとしたら、愛を感じることに集中してみようと思いました!
私のシュガーフリー実験、記録にしますので楽しみにしててください。
↑ネットで見つけた画像です。